- 南海トラフ地震が8月14日に起こると言われる理由
- 予言した未来人LLY氏の詳細
- LLY氏の予言内容より信憑性がある予言
南海トラフが8月14日に来るって?
未来人LLYって誰?予言者?
「南海トラフ大地震が8月14日に起こる」と、未来人のLLY氏の予言がネットで話題になっていました。
しかし、こうした予言の大半は科学的根拠に乏しく、ガセ情報の可能性が高いです。
現に2024年8月14日に南海トラフ地震は起きませんでした。
そこで今回は、2024年8月14日に南海トラフ大地震が起こるのはガセだった理由と、未来人LLYについて紹介していきます!
未来人LLY氏の予言はガセであり、8月14日に南海トラフ地震は起きませんでした。
それよりも、たつき諒の『私が見た未来 完全版』に描かれている予言内容の方が信ぴょう性があります。
この本は東日本大震災を的中させており「本当の大災難は2025年7月5日」とも描かれています。
2025年7月5日の詳細とその後の未来や富士山噴火など、南海トラフ地震と関係ありそうな内容も含まれています。
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2024年8月14日に南海トラフ大地震が起こるのはガセだという理由
南海トラフ大地震が2024年8月14日に起こるという予言が、X(旧Twitter)で話題になっていました。
しかし、この予言はガセでした。
これらの理由から、8月14日の南海トラフ地震予言は信頼性に欠けると言えるのです。
日付指定の地震予知は現代では不可能
まず、現代の科学技術では日付を指定した地震予知は不可能です。
地震学の専門家でさえ、正確な予測は困難だと言います。
- 地震の発生メカニズムは複雑
- 地下の状況を完全に把握するのは困難
- 長期的な確率予測は可能でも、日時の特定は不可能
気象庁も「日時と場所を特定した地震予知はデマ」と明言しています。
日時と場所を特定した地震を予知する情報はデマと考えられます。
出典:国土交通省 気象庁から一部引用
科学的根拠のない予言を信じるのはとても危険です。
むしろ、いつ起きてもおかしくないという前提で、日頃から備えることが大切です。
日付指定の予言で当たったことはない
次に、過去の日付指定の地震予言を振り返ってみましょう。
結論から言えば、的中した例はありません。
過去の予言の例を見てみましょう。
- 2018年6月21日 東海地方でM10.6の巨大地震
- 2018年8月 南海トラフ巨大地震
- 2019年に南海トラフ巨大地震
- 2019年6月21日に南海トラフ大地震
- 2020年5月6月にM7の巨大地震
- 2020年6月21日に巨大地震
- 2022年11月16日に南海トラフ大地震
これらの予言は全て外れています。
予言したのは超有名?ジュセリーノ・ダ・ルース氏です。
ブラジルの超有名予言者で、数々の予言を発表したが結果は微妙で、当たっている物は後だしばかリだと疑われています。
ジュセリーノ氏については下記のテレ東のサイトからどうぞ。
ジュセリーノ緊急番組表>>
このように、匿名の投稿や自称未来人の予言に信憑性はありません。
仮に予言が当たったとしても、それは単なる偶然でしょう。
科学的根拠のない予言に惑わされず、冷静に対応することが大切です。
日付指定の予言を信じるより、日頃の備えが大切です!
南海トラフ大地震が30年以内に起こる確率は80%程度
日付指定の地震予知は国も地震専門家も否定しています。
しかし、長いスパンだと地震予知は可能です。
たとえば、南海トラフ地震は30年以内に80%程度で起こると公開されています。
なので、高確率で南海トラフ地震が起きるのがわかります。
ほかにも、首都直下地震も30年以内にM7クラスの地震が起こるとも言われているのです。
詳しくは、内閣府の防災情報ページに書かれているので、参考にして見て下さい。
いつ起こっても大丈夫なように、防災準備は必要ですね!
南海トラフが8月14日に起こると予言した未来人LLYとは誰?
南海トラフ地震が2024年8月14日に起こるという予言をしたのは、LLYという人物です。
LLYは自身を未来人だと主張していますが、その真偽は定かではありません。
LLYについて、分かっていることを見ていきましょう。
LLYの主張は非常に興味深いものですが、科学的な裏付けはありません。
2052年から来た岡山在中のタイムトラベラー
僕は2052年から来ました2023年に生まれ、1歳の時に覚えていませんが南海トラフ地震に会いました。岡山に住んでいますが、まだ首都にはなっていない頃です。一緒につながればなと思います。私はタイムマシンで実験台でこの時代へ飛ばされましたが、1年戻れないままです。どうか戻りたいのでお願いします
— LLY (@LLY09337363) January 4, 2018
まず、LLYの基本情報を見てみましょう。
- 2023年生まれ
- 現在、岡山に住んでいる
- 1歳の時に南海トラフ地震を経験
- 2052年から2017年にタイムトラベル
LLYの主張によれば、彼は未来からやってきたタイムトラベラーです。
しかし、この主張を裏付ける証拠はありません。
タイムトラベルは現代科学では不可能とされており、LLYの話には無理があります。
にもかかわらず、なぜLLYの予言が注目されているのでしょうか。
来た理由がタイムマシンの実験台
LLYが過去にやってきた理由も、かなり特殊なものです。
LLYの主張する来訪理由は以下の通りです。
- タイムマシンの実験台として過去に送られた
- タイムマシンの安全性を確認するのが目的
- 協力者と共に南米と日本を行き来している
- 320万円相当の現代の紙幣を持参してきた
しかし、その分だけ疑問点も多く浮かび上がります。
例えば、なぜ実験台として一般人を選んだのか。
また、タイムマシンの存在自体が歴史を大きく変えてしまうのではないか。
こうした疑問に対する明確な回答はありません。
LLYの話は面白いけど、やっぱり信じがたいよね。
8月14日南海トラフ地震以外の予言一覧【ガセ】
LLYは南海トラフ地震以外にも、様々な予言をしています。
LLYの予言を見ていきましょう。
- ドラえもんの最終回が2035年らしい
- 北朝鮮が韓国と統一して消滅するらしい
- アップル社が2033年に倒産するらしい
- 異次元に行ける装置が2033年に発売されるらしい
- 2024年オリンピック開催地はわからないらしい
- コ〇ナのことは話題すらなかったらしい
これらの予言を順番に見ていきましょう。
ドラえもんの最終回が2035年らしい
ドラえもんは2035年に最終回を終えます。
— LLY (@LLY09337363) January 4, 2018
LLYは、国民的アニメ「ドラえもん」の最終回が2035年に放送されると予言しています。
正直どうでも良いのですが、ドラえもんが最終回を迎えるのは少し感慨深いものがありますね。
とはいえ、ドラえもんは日本を代表するアニメであり、そう簡単には終了しないでしょう。
仮にドラえもんが終了したとしても、なぜ他の重要事件や事故を発表しなかったのか不思議です。
北〇鮮が韓国と統一して消〇するらしい
いいえ。南北統一で北朝鮮は無くなります。
— LLY (@LLY09337363) January 4, 2018
LLYは、北朝鮮と韓国が統一され、北〇鮮が〇滅すると予言しています。
しかし、この予言には問題があります。
- 両国の政治体制の違いが大きい
- 経済格差が著しい
- 国際情勢が複雑に絡む
専門家の間でも、近い将来の統一は困難だと考えられています。
現に、ロ〇アとも仲良くなってしまったし。。。
この予言も、現実味に乏しいものだと言えるでしょう。
アップル社が2033年に倒産するらしい
Apple社は2033年に無くなります。
— LLY (@LLY09337363) January 4, 2018
これでどうでしょうか…
LLYは、世界的IT企業のアップル社が2033年に倒産すると予言しています。
しかし、この予言には以下の問題があります。
- アップル社の現在の財務状況は極めて健全
- 常に新製品開発を行い、市場をリードしている
- ブランド価値が非常に高い
以上のように、現状からアップル倒産の予言の信憑性は低いと考えられます。
しかし、企業の未来を完全に予測することはできません。
なので、将来Appleがどうなるかは誰も分からないのが結論です。
異次元に行ける装置が2033年に発売されるらしい
今のゲームセンターのようなものが、家庭に置かれ、ゲームセンターに異次元に行けるようなものが2033年に発売されます。
— LLY (@LLY09337363) January 4, 2018
LLYは、2033年に異次元に行ける装置が発売されると予言しています。
この予言は、以下の理由から非現実的です。
- 異次元の存在自体が科学的に証明されていない
- 仮に存在しても、そこに行く技術は全く開発されていない
- 10年程度でそのような革新的技術が実用化されるとは考えにくい
この予言は、まさにSF小説の世界のようです。
現実味はまったくないと言っていいでしょう。
しかし公になっていないだけで、どこかでは試作品ぐらいはできているかもしれませんね。
2024年オリンピック開催地はわからないらしい
2024 わかりません。
— LLY (@LLY09337363) January 4, 2018
2028 中国
2032 オランダ
2036 アメリカ
2040 アフリカ
2044 オーストラリア
2048 インド
2052 カナダ
選ばれた理由はわかりません。突然聞かされました
上記のXでは、LLYは2024年のオリンピック開催地を知らないと述べています。
この点の問題下記の通りです。
- 2024年オリンピックの開催地はパリに決定している
- 開催地は7年前に決定するのが通例
- オリンピックは世界的な大イベントで、広く知られている
未来人を名乗るLLYが、2024年オリンピック開催地を知らないのは不自然です。
この点からも、LLYの主張の信憑性は低いと言えるでしょう。
ちなみに、他のオリンピック開催地についても予言してますが、どうやらガセのようです。
2024年パリ、2028年ロスアンゼルス、2032年ブリスベン、2036年イスタンブールまで決まっている(2024年時点)全然あってない。そもそもLLY氏が投稿した2018年時点で2024年パリ開催は決まっていた。LLY氏が言う「2024年8月14日に南海トラフは起きる」という話に惑わされないように。
— めめめうふふ (@mememeufufu) August 9, 2024
コ〇ナのことは話題すらなかったらしい
LLYの予言の中に、コ〇ナに関する言及がなかったことも注目されています。
この点について、以下のことが指摘できます。
- コ〇ナは世界に大きな影響を与えた
- パンデミックの記憶は長く残るはず
- 未来人なら、この重大事象を知っているはず
コロナウイルスへの言及がないことは、LLYの主張の信憑性を更に低下させています。
以上のようにLLYの南海トラフ地震の予言は、ガセ情報となる可能性は高いです。
なので、あまり神経質にならず、いつ起きてもいいように普段の減災対策だけは行っておきましょう!
LLYの予言、どれも現実味がないよねー
たつき諒の2025年7月5日の予言の方が少しは信憑性がある
LLYの予言とは別に、2025年7月5日に大災難が起こるという予言が存在します。
南海トラフと関係があるかはわかりませんが、漫画家のたつき諒先生が描いた『私が見た未来 完全版』という本があります。
この本には、「本当の大災難は2025年7月5日」と描かれていました。
3.11よりも3倍高い大津波が発生するそうです。
2025年7月5日の予言は、LLYの予言よりも少し信憑性があると私は考えています。
その理由は下記の通りです。
- 過去に東日本大震災(3.11)を予言した
- ダイアナ元妃の訃報を予言した
- フレディーマーキュリーの訃報を予言した
3.11のことを描いたのは、1999年に発売された初版『私が見た未来』という本です。
発売されたのが、まだ、大震災が起きる前の時期だね。
そして、ダイアナ妃やフレディーの予言に関しては、たつき諒先生の友達が実際に本人から聞いていた話とされています。
以上のように、LLYの予言に比べ2025年7月5日の予言の方が信憑性がある、と考えられます。
この本は東日本大震災を的中させており「本当の大災難は2025年7月5日」とも描かれています。
2025年7月5日の詳細とその後の未来や富士山噴火など、南海トラフ地震と関係ありそうな内容が含まれています。
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まとめ
- 2024年8月14日に南海トラフ大地震が起こるという予言はガセだった
- 日付指定の地震予知は現代の科学技術では不可能とされている
- 過去に日付指定の地震予言が的中した例はない
- 未来人LLYという人物がこの予言を広めた
- LLYは2052年から来たと自称している
- LLYの他の予言も信憑性が低いとされている
- たつき諒の2025年7月5日に大津波が起こるという予言の方が少し信憑性がある
- 『私が見た未来 完全版』という本が東日本大震災を予言したことで注目されている
未来人LLY氏の南海トラフ地震の予言は、完全に外れました。
しかし、南海トラフ地震はいつ起きてもおかしくはありません。
なので、日頃から備えが必要です。
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