- 『変な絵』の結末までのネタバレ
- ユキの罪の真相
- 絵に隠された真相
男の子変な絵のネタバレが知りたい！
女の子ユキの罪って何？
この記事では、雨穴さんの『変な絵』のネタバレを紹介しています。
ユキの罪やケーキの謎をはじめ、9つの絵のネタバレや、相関図を用いての中心人物の考察も行いました。
『変な絵』のネタバレあらすじが気になる人は、ぜひ参考にして下さい。
『七篠レン 心の日記』の最終記事「あなたを許すことができません～」という文章。
あなたとはユキではなく、レイの母親のことを指します。
9つの絵の謎はすべてレイの母親が関係していました。
この本は謎解きが要素が多く、ミステリー小説が好きな人は要チェックです。
なので、この本を読まなと損をすると言っても過言ではありません。
私のなかでは最強クラスの面白さです！
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変な絵のネタバレ！雨穴さんが出ているYouTube動画を解説
まずは、雨穴さんのYouTubeに挙げている『変な絵』のネタバレを、詳しく解説していきます。
ユキの罪は元々ない！
『七篠レンの心の日記』の最終記事には、
「あなたを許すことができない・・・・・・・・・それでも愛します」といった言葉がありました。
この言葉は、レンがユキにあてた言葉だと思っていました。
しかしユキには何の罪もなく、違う人へ向けた言葉だったのです。
レンの母親は、ユキの子どものママになりたくて、ユキを〇すことにしたのです。
ユキの状況は、以下の通りとなります。
- ユキは意味もなくレンの母親に妬まれていた
- ユキはこ〇されると思っていても逃げることができなかった
- ユキは3枚の絵にレンの母親が犯人だというメッセージを含めた
レンの母親はユキに毎回サプリと偽り、塩が入っているカプセルを飲ませていました。
妊婦は高血圧になってはいけないというのは、ユキ自身が一番わかってます。
にも関わらず、ユキはレンの母親の言いなりになり、塩入りカプセルを飲んでいたのです。
女の子レンの母親との関係を悪くしたくないために、飲み続けたのかもね。
その後、ユキは「いつかは殺されるのかもしれない」と悟りました。
塩の入ったサプリを飲まなかったら、もっと酷いことされるかも・・・だからといってレンの母親がいない病院に変えると気まずい。。。警察もダメ。
以上のように、
ユキは逃げたくても逃げられない心理状態にあり、自分が死んだ後に絵によっていつか犯人が分かるようにしたのです。
ケーキの残り1個はレンの母親に上げた
YouTubeで公開している話では、ケーキの謎解きもありました。
ケーキの切り分けが不自然だった結果、もう一人住んでるのではないのか？といった考察部分ですね。
結論を言うと、残り1個のケーキを食べたのはも、レンの母親です。
- ネタバレすると、もともとレン・ユキ・レンの母親の3人暮らしだった
ブログには一切出てきませんでしたが、レンの母親は一緒に住んでいたのです。
男の子だから、余分のケーキが無くなっていたんですね。
『七篠レン 心の日記』の記事には「インターネットに個人情報を～」と記載しています。
これもレンの母親が言ったことでした。
3枚の絵の内の1枚の老婆はレンの母親
ネタバレすると、3枚の絵(赤ちゃん、女性、老婆)のうち老婆の絵は、レンの母親です。
この事実が明らかになった背景には、以下の要素があります。
- レンの母親は助産師だった
- 重ね絵からヒントを得る
YouTubeでは、女性と赤ちゃんと老婆の3枚の絵の数字を同じ大きさにして重ねて謎解きをしていました。
結果、老婆が女性のお腹から赤ちゃんを引き抜く絵ができましたよね？
寝ている女性はユキで、赤ちゃんを引っこ抜いているは助産師だったとお伝えしていました。
ちなみに、残りの青年と子供の絵は、レンとユキの子供の将来の絵をイメージしたものとなります。
ユキはいつ殺されてもいいように、5つの絵に犯人は直美だというメッセージを残したのです。
レンの母親が『変な絵』の中心人物
これまでの話でわかるように、レンの母親が『変な絵』の中心人物となります。
レンの母親の名前は「今野直美」。
- 複数の〇人事件を起こす
- 他の登場人物との深い繋がり
- 11歳のころの謎の絵の真相
- 自身の母親が元凶
- 大切な人を守るためだったら人をも〇す
今野直美はなぜ殺人を犯すようになったのか？
考察すると、元凶は直美の母親だと考えられます。
ある日、11歳の直美が可愛がっていた文鳥を母親が処分しようとして取っ組み合いのけんかをします。
結果、母親を〇害してしまうのです。
その数年後にも大切な人を守ることをきっかけに、次々に殺人事件を起こしていくのです。
『変な絵』は、子供のころの悲しい出来事を体験した今野直美が中心人物となり、話がはじまるのです。
女の子もし直美が母親に嫌われてなかったら、事件を起こさなかったも知れないね。
レンの本名は今野武司
これまでレンという名前でしたが、レンの本名は今野武司です。
- なぜレンというニックネームにしたのか？
- なぜ七篠にしたのか？
ネタバレすると以下の通りです。
- 「名無しの」を「七篠」とかけている
- 今野武司を平仮名にして分解する
YouTubeで公開していた話によると、「七篠」と「名無しの」をかけているとされていました。
それも正解ですが、書籍には今野武司を平仮名にして分解する方法が描かれていたのです。
詳細は伏せますが、平仮名にする方法だと、『七篠レン』となります。
平仮名変換法は、『変な家』でも登場した栗原が考察していました。
変な絵のネタバレ！9つの変な絵はすべて繋がっていた
物語の核心部分である9つの変な絵について、解説していきます。
YouTubeで見た変な絵は下記の通りでしたね。
- 赤ちゃん
- 老婆
- 青年
- 子供
- 女性
上記の絵の謎はYouTubeを視聴すればわかりました。
それでは、書籍で書かれている以下の4つの絵を中心に解説します。
これらの要素が絡み合い、物語全体の謎を形作っていました。
小説で出てくる順番で紹介していきます。
プロローグから謎解き要素満載の絵が
『変な絵』の出始めは、上の絵からはじまります。
この絵の重要ポイントは下記のとおりです。
- 女の子の口元の書き直し跡
- ドアがない家
- とげとげした木が鳥を守っている
すべてが当時の直美の心理状態を表しています。
少女の口元の書き直し跡は、母親に好かれようと作り笑顔を必死にしていた時の心理状態と考察できます。
心の底から笑顔には慣れないけど、笑顔になれば母親に好かれると思っていたのでしょう。
なので、口元を笑顔にしても本心でないから消す。これを繰り返していくと消す跡が残ったのでは？
「部屋を覆う、もやの絵」の意味
2枚目の絵は、今野直美の子どもとされる今野優太が描いた絵です。
当時直美と優太が住んでいたのは、塗りつぶされているマンション6階の中部屋となります。
仲がいい親子と住んでいるマンションの絵と見れますが、実は違うのです。
ちなみにこの絵は、母の日のプレゼントとして優太が幼稚園で書いたものです。
謎を解くこの絵の重要ポイントは下記の通りとなります。
- モヤを書いてからマンションを書いている
- マンションの外枠だけが、にじんでいる
- 母の日のプレゼントなのに、なぜかマンションみたいな物を描いた
優太は母の日のプレゼントに、違う絵を描き直し、黒く塗りつぶしたマンションの絵を贈りました。
考察すると、優太には直美に知られたくない気持ちがあり、別のものを描いた。
しかし、直美が喜ばないと思いマンションの絵に変えて、塗りつぶした部分がたまたま住んでいる部屋の部分になった。
優太の優しい気持ちが、この不可思議な絵を作り出したのです。
男の子この絵の事実を知ったら、すごく悲しい気持ちになりました。
「美術教師 最期の絵」の意味
この3枚目の絵は、三浦義春がキャンプ中に襲われて書いたとされるレシート裏の絵です。
ネタバレすると、三浦義春が殺〇れた時の「ダイイングメッセージ」です。
この絵のおかげで、後に死亡推定時刻のトリックを見破ることができました。
レシート裏の絵のポイントは下記の通りとなります。
- 折れ曲がった杭
- 書いた時には見えないはずの景色
- 三浦の最後の思い
三浦はこの景色の絵を通して、犯人も自分の子どもも守ろうとしました。
三浦にとって犯人は、息子である武司に必要な存在だったのです。
三浦は熱血教師であり熱血パパでした。
性格上、武司に手を上げたりもしたのです。
また、三浦は周囲の人からにも嫌われており、だれに殺〇れてもおかしくおかしくありませんでした。
女の子三浦さんの熱い性格が逆にアダになったのね？！
この景色の絵のトリックの内容は書籍に詳しく書かれているので、気になる人はぜひ読んでみて下さい！
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調査中の岩田が残した同じようなレシートの裏の絵
この絵は三浦の元生徒で新聞社に勤める岩田が、三浦殺〇事件の調査中に残したレシート裏の絵です。
この絵は、三浦が残したものと不思議なほど似ていました。
この絵がきっかけで三浦〇害事件が解決へと導いたのです。
岩田の絵のポイントは、以下の通りです。
- 三浦の絵とほぼ同じ
- 三浦と同じ状況で書いた
岩田は三浦を恩師として見ており、事件を解決するために新聞社に入ったのです。
新聞社で出会った先輩の教えを守り、現場へ向かったのですが返り討ちにされました。
変な絵を相関図付きでネタバレ！今野直美を考察
ここからはネタバレ要素が最強です。
できれば『変な絵』の小説を見てから答え合わせとして見て頂きたいです。
それでは『変な絵』を相関図付きで、中心人物である今野直美を考察していきます。
見ての通り、すべてが今野直美がおこした事件です。
動機として理解できるのは、直美の母親〇害ぐらいでしょう。
他の○人は子どもを守るという口実で、自分の生活を守るためだと考えられます。
一番胸糞なのは、YouTubeでも視聴できたユキ(亀戸由紀)の○人です。
こればっかりは、自己中過ぎて怒りがこみ上げてきます！
ネタバレすると、ユキの子供は優太です。
考察すると、直美は優太のママでもいたいがために、ユキを〇害したんですね。
女の子酷すぎる(泣)
直美の母親が優しい人だったら、すべての事件は起きなかったかもしれませんね。
直美もある意味被害者で、母親がしっかりと愛してくれていれば、恐らく直美は〇人鬼になることは無かったでしょうね。
変な絵を読んでみた感想はめちゃ面白くて怖い！
結論を言いますと、めちゃ面白くて怖いです！
読んでいる途中、ところどころ小さい謎が解けだすので、何度も後戻りしながら確認して読んでいきました。
絵のトリック、意外な真実、推理しながらゾクゾクして楽しむことができましたよ。
そして、小説を読んだことがない人でもとても読みやすく、わかりやすく書かれています。
なので、YouTubeでしか見たことがなく「なんか面白そーだなー」と感じた人は、絶対に読むべきでしょう！
今回はネタバレを中心に書きましたが、これでもまだ書籍には様々な真実が残っています。
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変な絵のネタバレまとめ！
- ユキを殺害したのはレンの母親である
- 9つの絵の謎はすべてレンの母親が関係していた
- ユキの罪は元々これっぽちもない
- ケーキの残り1個はレンの母親にあげた
- レンの本名は今野武司
- 今野直美が11歳の時に母親を殺害した
- 今野直美が中心人物である
- 直美は三浦と結婚し武司を産んだ
- 岩田が三浦殺人事件の調査を開始する
- 武司は亀戸由紀と結婚した
- ユキは妊娠中に直美に〇害された
9つの絵の謎はすべてレンの母親が関係していました。
「変な家」よりも『変な絵』の方が面白と言う人が多くいます。
小説を読んだことがない人でも読みやすく、一気読みしてしまうほど面白いです。
なので、この本を読まな人は損をすると言っても過言ではありません。
私のなかではベスト３に入るほどの面白さでした！
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